東京 デザイン思考 研修
CAFE REGODは倉敷美観地区から少し北に位置する倉敷中央病院横に計画されたカジュアルなカフェです。
元々うどん屋だった場所にNYのブルックリン調のカフェをデザインして欲しいというクライアントの要望からプロジェクトはスタートしました。時間にゆとりのあるF2専業主婦層をメインターゲットにし、犬を飼っているお客様も立ち寄れるよう計画されています。 【コンセプト】 Industrial Chic(インダストリアルシック) ・ブルックリンのカフェやバーのような荒々しくもスタイリッシュでクールな空間
・ラフでありながら簡素で洗練された品の良さを感じさせる空間
・おしゃれでありながらも自然な魅力を備えた素材の質感と開放感が居心地のよさ高める空間 【素材】 ブルックリンの経年変化を感じる荒々しい、または生々しい素材感と伝統的な美観地区の空間にみられる焼杉板や漆喰の質感との相性の良さを感じ、ここではクラフト感を感じさせるコンクリート、鉄(一部真鍮)、杉の3種類で空間構成を図っています。 【空間の質】 このカフェの空間の質は、シームレスな内外のつながりを意識したデザインによって生み出されています。 ブルックリンの空間の質は、なんといっても可愛い壁画やむき出しの壁や天井、ペンキの後の残った床や壁といった経年変化による質感のダイアログやマリアージュにあります。 壁と床の素材、カウンタースペースと店内の家具との素材の統一化や店内に導く外部エントランスアプローチのコンクリートカーペット、ファサード開口部の極限まで薄くデザインされたフレーム、鏡を配したトイレドアの鏡映効果など、全ての素材感やクラフト感、そして、スケール感に細心の注意を払い、シンプルかつシームレスなディテールに収めているのが、この空間デザインの特徴です。
特に飲食店では、その場の空気を如何にフレーミーングしていくとお客様の特別な楽しい時間、食事や会話、風景が生まれるかに意識しながらデザインを行っています。また、弊社もカフェ運営実績がございますので、お気軽にご相談ください。
Project Details
Category
Cafe
Size
77sqm
Project Location
日本、岡山県倉敷市幸町12-22